すべての原因の原因
すべての原因の原因
原因がなければなにも起こらない
すべての原因の源はクリシュナの望みである
《クリシュナ意識国際協会の創設者・アーチャーリャ》
19752月10日アメリカ、ロサンゼルスにて
yadadhātu-matobrahman
ヤドゥアダハートゥ・マトーブラフマン
deharambho 'syadhātubhih
デーハーランボホー アッシャダハートゥビヒ
yadṛechayā hetunā vā
ヤドゥリッチャヤー ヘートゥナー ヴァー
bhavanto janate yatha
バハヴァントー ジャーナテー ヤタハー
「博学なブラーフマナよ。超越的な精神魂は、物質の肉体ではありません。では、 魂は偶然に肉体を得るのでしょうか、あるいはなにかの原因があって得るのでしょうか? そのことを貴方様はご存知ですから、どうか私に説明してください」
『シュリーマド・バーガヴァタム』第2編・第8章・第7節
知識を求めるには、プラフマ・ニシュタン、すなわち絶対真理に立脚した人物に近づかなくてはなりません。それがグルの資格でもあります。Brahmany upasamasrayam(ブラフマニ ウパシャマーシュラヤン)。この言葉は『シュリーマド・バーガヴァタム』にあります。グルは生けるブラフマン・絶対真理です。ほかにすることはありません。
主クリシュナは言いました。
tad-viddhi pranipatena
タドゥ・ヴィッデヒィ プラニバーテーナ
pariprasyunena sevaya
パリブラシュネーナ セーヴァヤー
upadeksyanti te jnanam
ウパデークシャンティ テー ギャーナンム
jnaninas tattva darsinah
ギャーニナス タットゥヴァ ダルシナハ
「精神指導者に近づき、真理を知ろうとしなさい。師に従順な気持ちで質問をし、仕えなさい。自己を悟った魂は真理を実際に見ているから、君に知識を授けることができる」(『バガヴァッド・ギーター』第4章・第34節)。Tattva-darsinah(タットゥヴァ・ダルシナハ)は「真理を見た人物」という意味です。真理を想像しているだけの人間はグルにはなれません。グルは、ほんとうに真理を見た人物でなければならないのです。